「携帯電話を他社へ乗り換えたいけれど、何を準備すればよいの?」「本人確認書類とクレジットカードだけで申し込める?」「今の電話番号やスマホをそのまま使うには何が必要?」と迷っている人も多いのではないでしょうか。
携帯の乗り換えに必要なものは、基本的に本人確認書類、支払い方法、連絡用メールアドレス、現在の電話番号や契約情報、乗り換え先で使用するスマートフォンです。電話番号を引き継ぐ場合は、MNPに必要な手続きも行います。
ただし、契約者の年齢、現在の契約名義、店頭申し込みかオンライン申し込みか、物理SIMかeSIMかによって、必要なものは変わります。家族名義の回線を自分名義にして乗り換える場合や、未成年者が契約する場合は、同意書、家族関係を確認できる書類、契約者本人の来店などが必要になる可能性があります。
現在のスマートフォンをそのまま利用する場合は、本人確認書類だけでなく、端末の動作確認、SIMロック、対応バンド、VoLTE、SIMサイズなども確認しなければなりません。申し込み自体は完了しても、端末が乗り換え先に対応していなければ、開通後に通信や通話ができないことがあります。
また、携帯の乗り換えでは、写真や連絡先のバックアップ、キャリアメールの変更、キャリア決済の整理、会員ページへログインするためのIDとパスワードも重要です。MNPの手続きがオンライン化されていても、乗り換え元のアカウントへログインできなければ途中で止まる可能性があります。
店頭で申し込む場合は、必要書類を一つでも忘れると再来店になることがあります。オンラインで申し込む場合も、本人確認書類の住所が現住所と異なる、入力した名義と支払い方法の名義が一致しない、写真が不鮮明といった理由で審査が進まないことがあります。
この記事では、携帯の乗り換えに必要なもの、MNPで電話番号を引き継ぐ準備、店頭とオンラインの違い、端末を流用する際の確認項目、申し込み当日の流れまで詳しく解説します。乗り換えを1回で完了させたい人は、手続きを始める前にチェックしてください。
携帯の乗り換えに必要なもの一覧
本人確認書類と契約者情報
携帯の乗り換えで最初に必要になるのが、契約者本人を確認するための書類です。
一般的に利用される本人確認書類には、次のようなものがあります。
- 運転免許証
- マイナンバーカード
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- パスポート
- 運転経歴証明書
- その他、通信会社が指定する公的書類
利用できる本人確認書類や補助書類の条件は、通信会社や申し込み方法によって異なります。
パスポートだけでは現住所を確認できず、追加の書類が必要になる場合があります。在留カードを利用する場合も、在留期間や補助書類などの条件が設けられることがあります。
申し込み前には、利用する通信会社が受け付けている本人確認書類を確認してください。
本人確認書類では、次の項目を確認します。
- 氏名
- 生年月日
- 現住所
- 有効期限
- 顔写真
- 書類番号
- 裏面の記載
本人確認書類の住所と現在住んでいる住所が異なる場合は、先に住所変更を行うか、補助書類を用意する必要があります。
オンライン申し込みでは、本人確認書類をスマートフォンで撮影したり、専用画面から本人の顔を撮影したりすることがあります。
撮影時は、次の点に注意してください。
- 書類全体を枠内に入れる
- 文字が読める明るさで撮影する
- 光や照明を反射させない
- 指で重要な部分を隠さない
- 画像を加工しない
- 有効期限内の書類を使う
- 裏面に記載がある場合は両面を撮影する
写真がぼやけている、書類の端が切れている、光が反射して文字を読めないといった場合は、本人確認をやり直す可能性があります。
契約者情報は、本人確認書類の表記に合わせて入力します。
旧字体、新字体、アルファベット、スペースなどが異なると、審査やMNP手続きで確認が必要になることがあります。
電話番号を引き継ぐ場合は、乗り換え元と乗り換え先の契約名義も重要です。
原則として、MNPでは乗り換え元の契約者と乗り換え先の契約者情報を一致させる必要があります。家族名義の回線を自分名義へ変更したい場合は、名義変更と乗り換えをどの順番で行うか確認しましょう。
クレジットカード・銀行口座などの支払い方法
携帯の乗り換えでは、毎月の利用料金を支払う方法も必要です。
一般的な支払い方法には、次のようなものがあります。
- クレジットカード
- 銀行口座振替
- デビットカード
- 通信会社が指定する決済方法
利用できる支払い方法は通信会社によって異なります。
クレジットカードのみオンラインで登録でき、口座振替は追加手続きが必要になる場合もあります。デビットカードは、カードの種類や発行会社によって登録できないことがあります。
支払い方法を準備するときは、次の項目を確認しましょう。
- 有効期限
- 利用可能額
- カード名義
- セキュリティコード
- 本人認証
- 口座名義
- 金融機関名
- 支店名
- 口座番号
- 届出情報
クレジットカードの本人認証で、カード会社のアプリやSMSによる確認を求められることがあります。
カード会社へ登録している電話番号が古い、アプリへログインできない、本人認証のパスワードを忘れている場合は、申し込みが止まる可能性があります。
乗り換え前にカード会社の登録情報も確認しておきましょう。
支払い方法の名義と回線契約者の名義が異なる場合は、追加の確認や書類が必要になる可能性があります。
家族名義のクレジットカードや銀行口座で支払う場合は、契約者との関係や同意を確認されることがあります。
店頭申し込みでは、キャッシュカードを使って口座を登録できる場合があります。ただし、対応する金融機関や登録方法は店舗によって異なる可能性があるため、事前に確認すると安心です。
端末を分割で購入する場合は、通信契約とは別に端末代金の審査が行われることがあります。
回線の申し込みが進んでも、希望する分割回数や端末価格によっては、端末購入の条件が変わる可能性があります。端末を確実に購入したい場合は、一括払いも含めて支払い方法を検討してください。
MNPに必要な契約情報とメールアドレス
現在の電話番号を引き継ぐ場合は、MNPで乗り換えます。
MNPの手続き方法には、乗り換え元でMNP予約番号を発行する方法と、対応する通信会社間で乗り換え先から手続きを進める方法があります。
MNP予約番号を利用する場合に必要になる情報は次のとおりです。
- 現在の電話番号
- MNP予約番号
- 予約番号の有効期限
- 乗り換え元の契約名義
- 生年月日
- 住所
- 乗り換え元の契約情報
MNP予約番号には有効期限があります。また、乗り換え先によっては、申し込み時点で一定以上の有効期間が残っていることを求められる場合があります。
予約番号を取得したら、長期間放置せず、早めに申し込みを進めましょう。
MNP予約番号を自分で取得せずに申し込める方法では、乗り換え元の会員ページへログインし、転出手続きを承認します。
そのため、次の情報を準備しておく必要があります。
- 乗り換え元のID
- パスワード
- 登録メールアドレス
- 認証用電話番号
- 暗証番号
- SMSを受信できる端末
IDやパスワードを忘れている場合は、申し込み前に再設定しておきましょう。
乗り換え手続きの途中で旧回線が停止すると、SMS認証を受けられなくなる可能性があります。必要なログインや登録変更は、回線切り替え前に行ってください。
乗り換え先で利用する連絡用メールアドレスも必要です。
乗り換え元のキャリアメールを登録すると、解約後に確認メールを受け取れなくなる可能性があります。
申し込みには、通信会社を変更しても継続利用できるメールアドレスを使うと安心です。
連絡用メールアドレスには、次の情報が届く可能性があります。
- 申し込み完了
- 本人確認
- 審査結果
- SIM発送
- eSIM発行
- 開通案内
- キャンペーン
- 料金請求
- 重要事項
迷惑メールへ振り分けられる場合もあるため、申し込み後は迷惑メールフォルダも確認してください。
契約方法や名義によって追加で必要なもの
店頭とオンラインで必要なものは異なる
携帯の乗り換えは、店頭またはオンラインで申し込めます。
基本的に必要な本人確認書類や支払い方法は共通していますが、手続き方法によって準備するものが異なります。
店頭申し込みで必要になる可能性があるものは次のとおりです。
- 本人確認書類
- クレジットカード
- キャッシュカード
- 銀行口座情報
- 現在使用しているスマートフォン
- MNP情報
- 契約中の通信会社のアカウント
- メールアドレス
- 印鑑
- 家族関係を確認する書類
- 同意書
- 補助書類
印鑑が不要な場合もありますが、口座振替や一部の手続きで必要になる可能性があります。来店前に店舗へ確認すると安心です。
現在のスマートフォンを持参すれば、型番、SIMロック、データ使用量などを確認しやすくなります。
ただし、店頭スタッフがすべてのデータ移行やアプリ設定を無料で行うとは限りません。初期設定、データ移行、アカウント設定などが有料になる場合があります。
店頭では、営業時間ではなく乗り換え手続きの受付終了時間にも注意してください。
閉店時間より前に受付が終了する店舗や、回線切り替えを当日中に完了できない時間帯があります。週末や夕方は混雑しやすいため、可能であれば事前予約を行い、午前中や早い時間に来店しましょう。
オンライン申し込みで必要になる可能性があるものは次のとおりです。
- カメラ付きスマートフォン
- 本人確認書類
- クレジットカードや銀行口座
- 連絡用メールアドレス
- MNP情報
- 乗り換え元のIDとパスワード
- 安定したインターネット接続
- eSIM設定用のWi-Fi
- SIMを受け取れる住所
オンライン申し込みでは、自分で情報入力、本人確認、回線切り替え、APN設定などを行います。
料金や手続きの手軽さにメリットがある一方、設定トラブルが発生した場合は、チャットや電話で問い合わせることになります。
スマートフォンの設定に不安がある人は、申し込み前にサポート方法を確認しましょう。
家族名義・未成年・名義変更で必要なもの
現在の回線が家族名義になっている場合は、そのまま自分名義でMNPできない可能性があります。
例えば、親名義の回線を成人した子どもが利用しており、乗り換え先では子ども本人の名義にしたいケースがあります。
この場合は、次の方法が考えられます。
- 乗り換え前に現在の通信会社で名義変更する
- 現在の名義のまま乗り換える
- 乗り換え先の店頭で名義変更を含めて相談する
利用できる方法や手続きの順番は通信会社によって異なります。
名義変更で必要になる可能性があるものは次のとおりです。
- 現在の契約者の本人確認書類
- 新しい契約者の本人確認書類
- 両者の来店
- 委任状
- 家族関係を確認できる書類
- 支払い方法
- 現在使用している端末
- 契約中の電話番号
- 暗証番号
本人が来店できない場合は、委任状などで対応できる場合があります。ただし、代理人手続きの可否や必要書類は通信会社ごとに異なります。
未成年者の契約では、次のものが必要になる可能性があります。
- 未成年者本人の確認書類
- 親権者の本人確認書類
- 親権者同意書
- 親権者の来店
- 家族関係を確認できる書類
- フィルタリングの申し込み
- 支払い方法
年齢によっては、未成年者本人では契約できず、親権者名義で申し込む必要があります。
子どもの回線を乗り換える場合は、契約者と利用者を区別して登録することもあります。利用者の年齢によってフィルタリングサービスが必要になる場合があるため、事前に確認しましょう。
家族全員で乗り換える場合は、1回線ずつ名義、電話番号、データ容量、使用端末を整理しておくと手続きが進みやすくなります。
| 利用者 | 契約名義 | 電話番号 | 使用端末 | 希望プラン |
|---|---|---|---|---|
| 父 | 父 | 現在の番号 | 端末流用 | 通話重視 |
| 母 | 父 | 現在の番号 | 機種変更 | 小容量 |
| 子 | 父 | 現在の番号 | 端末流用 | データ重視 |
名義がバラバラになっている場合は、乗り換え前に整理した方がよいか確認してください。
法人・個人事業・複数回線で必要なもの
法人名義や事業用回線の乗り換えでは、個人契約より多くの書類が必要になることがあります。
法人契約で必要になる可能性があるものは次のとおりです。
- 法人の確認書類
- 登記に関する書類
- 代表者の本人確認書類
- 来店者の本人確認書類
- 委任状
- 社員であることを確認できるもの
- 法人名義の支払い方法
- MNP情報
- 法人の住所や連絡先
- 使用者情報
書類の発行日や有効期間に条件がある場合もあります。法人契約はオンライン申し込みへ対応していなかったり、法人専用窓口での手続きになったりする可能性があります。
個人事業主が個人名義で契約する場合は、通常の個人契約と同様の書類で申し込めることがあります。
一方、屋号を請求書へ記載したい、事業用の支払いとして管理したいといった場合は、対応状況を確認してください。
複数回線をまとめて乗り換える場合は、回線ごとに次の情報を整理します。
- 電話番号
- 契約名義
- 利用者
- MNP情報
- 使用端末
- SIMの種類
- 希望プラン
- 通話オプション
- 開通予定日
複数回線を同時に切り替えると、設定トラブルも同時に発生する可能性があります。
業務で使う回線は、最初に1回線だけ乗り換えて、通信品質や端末設定を確認してから残りを変更する方法もあります。
乗り換え前にスマホで準備しておくこと
データのバックアップとアカウント情報の確認
携帯を乗り換えるだけで、スマートフォン内のデータが自動的に消えることは基本的にありません。
端末をそのまま使う場合は、新しい端末へのデータ移行も原則不要です。
ただし、SIMの交換や設定中に端末故障や誤操作が起こる可能性はあるため、重要なデータをバックアップしておきましょう。
バックアップしたいデータは次のとおりです。
- 写真
- 動画
- 連絡先
- カレンダー
- メモ
- メッセージ
- アプリデータ
- 音声ファイル
- ダウンロードした書類
- パスワード
- 認証情報
新しい端末へ機種変更する場合は、アプリごとの引き継ぎ方法も確認します。
特に注意したいのは次のサービスです。
- メッセージアプリ
- ゲーム
- 認証アプリ
- 電子マネー
- 銀行
- 証券
- クレジットカード
- キャッシュレス決済
- 仕事用アプリ
- パスキー
端末変更前に、旧端末側で引き継ぎ設定が必要なアプリもあります。
乗り換え元の回線が停止してからパスワード再設定を行おうとすると、SMSを受け取れずログインできない可能性があります。
次のIDとパスワードを確認しておきましょう。
- Apple AccountやGoogleアカウント
- 乗り換え元の通信会社ID
- 乗り換え先で使うアカウント
- クレジットカードの本人認証
- 銀行アプリ
- メール
- SNS
- パスワード管理アプリ
紙や安全なパスワード管理方法を利用し、第三者から見える場所へ認証情報を保存しないよう注意してください。
キャリアメール・キャリア決済・関連サービスを整理する
乗り換え元が提供するメールアドレスは、回線解約後にそのまま使えなくなる可能性があります。
キャリアメールを利用している場合は、乗り換え前に登録先を確認してください。
変更が必要になりやすいサービスは次のとおりです。
- 銀行
- 証券
- クレジットカード
- 通販サイト
- SNS
- 学校
- 会社
- 行政サービス
- 動画・音楽サービス
- 会員サイト
- パスワード再設定先
メールアドレスを維持できるサービスが用意されている場合もありますが、別途申し込みや料金が必要になる可能性があります。
継続利用する場合は、申し込み期限や支払い方法を確認しましょう。
キャリア決済も整理します。
キャリア決済で支払っているサービスには、次のようなものがあります。
- 動画
- 音楽
- 電子書籍
- ゲーム
- クラウド
- アプリ
- セキュリティ
- 月額コンテンツ
回線を解約すると支払い方法が無効になり、サービスが停止する可能性があります。
クレジットカードや別の決済方法へ変更するか、不要なサービスを解約してください。
乗り換え元の回線に関連する割引やサービスも確認します。
- 家族割引
- 光回線とのセット割引
- 端末保証
- 留守番電話
- 転送電話
- データシェア
- セキュリティ
- クラウド
- ポイント優遇
- 会員特典
自分の回線だけを乗り換えることで、残った家族の割引条件が変わる場合があります。
光回線とのセット割引も、スマホ回線数の変化によって全体の支払いに影響する可能性があります。
乗り換え前後で家族全体の料金を比較しましょう。
端末の動作確認・SIMロック・対応バンドを確認する
現在のスマートフォンを乗り換え先で使う場合は、端末の対応状況を確認します。
最初に、乗り換え先の動作確認端末を確認してください。
確認したい機能は次のとおりです。
- 4G通信
- 5G通信
- 音声通話
- VoLTE
- SMS
- テザリング
- eSIM
- 緊急通報
同じ機種名でも、通信会社版、メーカー直販版、海外版で仕様が異なる場合があります。
正確な型番と購入元を確認しましょう。
古い端末ではSIMロックが残っている可能性があります。
SIMロックが設定された端末へ他社SIMを入れると、SIMを認識しない、圏外になるといった問題が起こることがあります。
SIMロックを解除しても、端末の対応バンドが増えるわけではありません。
乗り換え先の中心的な周波数帯や、屋内・郊外を補完する周波数帯に対応しているか確認してください。
VoLTEへの対応も重要です。
データ通信ができても、VoLTEの仕様が合わなければ音声通話できない場合があります。主回線として使う端末は、通話とSMSも動作確認されている方が安心です。
物理SIMを利用する場合は、SIMサイズを確認します。
eSIMを利用する場合は、端末と乗り換え先の両方が対応している必要があります。eSIM設定時に通信が途切れないよう、安定したWi-Fiも用意しましょう。
申し込みから開通までの流れと最終チェック
必要なものをそろえて申し込む
必要なものを準備したら、店頭またはオンラインで申し込みます。
一般的な申し込みの流れは次のとおりです。
- 乗り換え先と料金プランを選ぶ
- 使用する端末を決める
- SIMまたはeSIMを選ぶ
- MNPの方法を選ぶ
- 契約者情報を入力する
- 本人確認を行う
- 支払い方法を登録する
- オプションを選ぶ
- 申し込み内容を確認する
- SIM到着またはeSIM発行を待つ
申し込み時には、入力内容と本人確認書類の情報を一致させます。
確認したいのは次の項目です。
- 氏名
- 生年月日
- 住所
- 契約名義
- 電話番号
- MNP情報
- 支払い名義
- メールアドレス
不要なオプションへ加入していないかも確認してください。
無料期間が設定されているオプションでも、期間終了後に自動で有料になる場合があります。必要なサービスだけを選びましょう。
端末を購入する場合は、価格、支払い回数、返却条件、保証を確認します。
現在の端末を流用する場合は、申し込み内容がSIMのみまたはeSIMのみになっているか確認してください。
回線切り替えとSIM・eSIM設定を行う
物理SIMが届いたら、回線切り替えを行います。
MNPの回線切り替えが完了すると、乗り換え元のSIMは利用できなくなります。新しいSIMが手元に届く前に切り替えないよう注意してください。
回線切り替えには受付時間が設定されている場合があります。
深夜や重要な予定の直前を避け、設定に時間を取れる日中に行うと安心です。
物理SIMの設定手順は次のとおりです。
- スマートフォンの電源を切る
- SIMトレイを開ける
- 古いSIMを取り出す
- 新しいSIMを正しい向きで装着する
- 電源を入れる
- SIMの認識を確認する
- 必要に応じてAPNを設定する
- 端末を再起動する
eSIMの場合は、乗り換え先のアプリ、設定画面、QRコードなどから回線情報を追加します。
eSIM設定では、次の点に注意してください。
- 安定したWi-Fiへ接続する
- 端末のOSを更新する
- eSIM対応端末か再確認する
- 回線切り替えの順番を確認する
- 設定完了前にeSIMを削除しない
- モバイルデータ通信に使う回線を選ぶ
- デュアルSIMの場合は回線名を分かりやすくする
eSIMを誤って削除すると、再発行が必要になる可能性があります。通信できないからといって、すぐにeSIMを削除しないでください。
AndroidではAPNの手動設定が必要になる場合があります。
iPhoneでは、以前の回線で利用していたAPN構成プロファイルが残っていると、新しい回線で通信できないことがあります。
指定された設定方法を確認し、必要な操作だけを行いましょう。
開通後の確認と必要なもの最終チェック
回線切り替えとSIM設定が完了したら、各機能を確認します。
Wi-Fiを一時的にオフにし、新しいモバイル回線で通信できるかテストしてください。
確認したい機能は次のとおりです。
- アンテナ表示
- 4G・5G表示
- Webページ
- 音声発信
- 音声着信
- SMS送信
- SMS受信
- 認証SMS
- テザリング
- 留守番電話
- 発信者番号通知
- キャッシュレス決済
音声通話は、自分から発信するだけでなく、別の電話から着信するかも確認します。
SMSも送信と受信の両方を試してください。
デュアルSIMを利用する場合は、通話、データ通信、SMSに使用する回線が正しく設定されているか確認します。
携帯の乗り換えに必要なものを最終的にまとめると、次のとおりです。
基本的に必要なもの
- 本人確認書類
- 支払い方法
- 連絡用メールアドレス
- 現在の電話番号
- 契約者情報
- 乗り換え先で使う端末
MNPで必要になるもの
- 乗り換え元の契約情報
- MNP予約番号または乗り換え元のログイン情報
- 契約名義
- 暗証番号
- SMSを受信できる環境
オンラインで必要になるもの
- カメラ付きスマートフォン
- 安定したインターネット接続
- 本人確認書類を撮影できる環境
- eSIM設定用のWi-Fi
- SIMを受け取れる住所
店頭で必要になる可能性があるもの
- 現在のスマートフォン
- キャッシュカード
- 補助書類
- 印鑑
- 同意書
- 委任状
- 家族関係を確認する書類
端末流用で必要な確認
- 動作確認
- 正確な型番
- SIMロック
- 対応バンド
- VoLTE
- SIMサイズ
- eSIM対応
- APN設定
事前に行う作業
- データのバックアップ
- キャリアメールの整理
- キャリア決済の変更
- アカウント情報の確認
- 家族割引の確認
- 光回線割引の確認
- 端末保証の確認
- 有料サービスの整理
携帯の乗り換えでは、本人確認書類と支払い方法だけでなく、MNP情報、端末設定、各種アカウントも重要です。
店頭へ行く場合は、必要書類を一つでも忘れると再来店になる可能性があります。オンラインの場合も、本人確認書類の住所や入力情報が一致しなければ、申し込みをやり直すことがあります。
電話番号を引き継ぐ場合は、乗り換え元と乗り換え先の契約名義を確認してください。家族名義や未成年者の契約では、同意書、委任状、家族関係を確認できる書類などが追加で必要になる可能性があります。
現在のスマートフォンを流用するなら、動作確認、SIMロック、対応バンド、VoLTEまで確認します。SIMが入るだけでは、正常に通話・通信できるとは限りません。
必要なものを事前に一つずつ準備し、本人確認、MNP、SIM設定、開通テストの順番で進めれば、携帯の乗り換えをスムーズに完了できます。


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